ICL(近視手術)
フェイキックIOL
フェイキックIOL

ICLの3つの特長

角膜を削りません。
レーシック手術と異なり、角膜を削らないので、強度近視者の方に稀にある不正乱視の発生が軽減されます。
レンズ交換が不要です。
永久コンタクトレンズと呼ばれるほど、信頼性の高いレンズを使用するので、長期間安心してご使用いただけます。
おひとりおひとりに合ったレンズを使用します。
レンズは患者様の症状に合わせて、全て最適の状態にカスタムメイドされます。

当院のICLの特長

  • ICL インストラクター(指導医)の資格を持つ院長がすべての手術を執刀します。ICL インストラクター(指導医)の資格を持つ院長がすべての手術を執刀します。
  • 術後裸眼視力 1.0以上99.6%、1.5以上85.4%の実績があります。術後裸眼視力 1.0以上99.6%、1.5以上85.4%の実績があります。
  • 患者様への負担が少ない、片眼で平均「4分31秒」の短時間の手術です。患者様への負担が少ない、片眼で平均「4分31秒」の短時間の手術です。

*1:ICLインストラクター・・・ICLレンズの製造元が認定する認定医のランクです。(詳しくはこちら

*2:(2013年9月~2023年3月の実績)

*3:当院におけるICL手術時間の平均値

ICL治療について

「ICL」とは、Implantable Contact Lens*(インプラントのコンタクトレンズ)の略で、虹彩と水晶体の間にある後房に眼内レンズを挿入して、視力矯正をする方法です。現在、世界75以上の国と地域で承認されており、日本では2003年に臨床試験が開始され、今から10年以上前の2010年に厚生労働省に承認された、歴史のある治療方法の一つです。特に欧米ではレーシックと同じように普及している手術で、全世界で実に200万眼以上の症例実績があります。

虹彩に下にインプラントしますので、近付いてもレンズは見えません。 [ さらに詳しく

患者様にあったレンズをカスタムメイドしますので、長期にわたり視力を維持することができ、近視の戻りもありません。また、場合によっては取り外しが可能です。レンズ交換の必要がないため、メガネやコンタクトを使用している毎日の煩わしさから解放されます。

*学術的には「Implantable Collamer Lens(Collamer/コラマーはICLレンズを作るための素材。)」の略とされています。(詳しくはこちら

後房型レンズ

使用するレンズの信頼性

当医院で使用するレンズは、日常の面倒なお手入れや取り外しの必要がないことから「永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。
実績のある安全性の高い素材で出来ており、コンタクトレンズのような違和感はありません。
さらに角膜を削る必要がないので術後も不正乱視などの不安がありません。

また当院では、「ホールICL」という合併症リスクや眼への負担が少ないレンズを使用しています。

ICL(レンズと眼内イメージ図)

アルチザン(ARTISAN)タイプ
アルチザン(ARTISAN)タイプ 眼内イメージ

レンズ素材について

HEMAとコラーゲンの共重合体素材コラマー(Collamer)から作られていおり、含有するコラーゲンがマイナス荷電を帯びていることによりタンパク質や細胞などの粒子が沈着せず、長期にわたって眼内で安定する生体適合性が非常に良い素材です。さらにコラマーの素材表面にはノングレア特性があり、グレアを生じにくく、387nm以下の紫外線を90%以上カットする特性も備えています。

当院のICL手術について

手術方法
V-レーシックによる手術方法 1

点眼麻酔を行った後、角膜を数ミリ程度切開します。(右下赤色部分)

V-レーシックによる手術方法 1

切開した部分から、小さく折りたたんだICLを挿入します。

V-レーシックによる手術方法 1

虹彩と水晶体の適切な位置にICLが設置されるよう調節します。(切開部分はのちに眼内圧により自己閉鎖します。)

ICL・治療前後の流れ

患者様の適切な視力回復のために、当医院では術前から術後のアフターケアに至るまで、長期的なスパンでサポートいたします。

1. 適応検査 

ICLの適応検査を行います。
適応検査は事前予約不要です。診療時間内に受診してください。
適応基準を満たしていない場合でも、可能な限り他の治療方法をご提案させていただきます。
また、患者様がご納得いくまでカウンセリングいたしますので、ご不明な点は何でもご相談ください。

2. 術前検査 

適応基準を満たしていた場合、術前検査を行います。
調節を麻痺させる点眼薬を使用し、眼の緊張をとった後に視力を測定します。
正確な屈折(近視・遠視・乱視)状態を調べることで、手術後の過矯正を防止することができます。
検査後は4~5時間程度見えにくくなりますので、ご自身の運転によるお車でのご来院はお控えください。
完全予約制となっており、検査所要時間は約2~3時間です。

3. 手術 

上記の手順で行います。通常日帰り手術となります。

4. 術後のケア

術後は点眼を行います。また、術後は定期的に検査を行います。
手術翌日より、ほとんどの日常生活は問題なくお送りいただけます。首から下のシャワー・入浴は当日から、洗顔・洗髪・化粧は翌々日から可能です。

費用について

ICL手術費用:乱視なし [保険外診療]
両眼
700,000円(税込)
片眼
350,000円(税込)
ICL手術費用:乱視あり [保険外診療]
両眼
770,000円(税込)
片眼
385,000円(税込)

※上記費用には手術、投薬費用、術後3か月間の検査費用が含まれます。

お支払いは、現金またはクレジットカード(各種クレジットカードの取り扱い可)となっております。
費用の件で何かご不明な点がありましたら受付にお尋ねください。

保証期間:3年間

※手術後の追加処置やレンズ入替え(サイズ・度数変更)、レンズ取り出し、レーシック追加矯正に関しては、術後3年間無償で対応いたします。

ICLインストラクターについて

当院の手術は経験豊富なICLインストラクター(指導医)の資格を持った院長が行います。

ICLインストラクターとは、ICLレンズの製造元であるSTAAR SURGICAL(スター・サージカル社)が付与するライセンスで、手術実績やスタッフへの教育などを元に認定されます。
ライセンスはその実績によりランク分けされていて、「インストラクター」は、指導医の役割を行える技術を充した医師に与えられる、上位のライセンスです。

ICLインストラクター認定証

レーシックとの比較

強度近視の方がレーシックを行った場合、角膜の修正出来ない僅かな歪み(高次収差)が増加し、ぼんやりした見え方になってしまう場合があります。ICLには高次収差による影響がなく、鮮明でクリアな視界を確保することが出来ます。

ICL(強度近視の方)

レーシックとの比較1

高次収差による影響を心配する必要がなく、クリアな見え方に。

レーシック(強度近視の方)

レーシックとの比較2

高次収差の増加により、若干ぼんやりした見え方になってしまう場合があります。

※画像はあくまでもイメージです。また、全ての方にあてはまるわけではありません。

当医院でご提供する近視手術・治療のバリエーション

さらに詳しく・・・

眼内コンタクトメイカー・サイト用バナー

こちら ▲」のサイトでもICLについて詳しく説明しています。ご参照ください。

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